曳舟デンタルクリニックの歯科衛生士です。先日、7月21日にインプラントメーカーのストローマンが開催するインプラントアシスタントセミナーに参加してまいりました。
インプラントの歴史、その素材や性状、なぜ生体(骨)とインプラントはくっつくのか?などの基本知識からインプラント手術の流れ、手術の方法やインプラントの種類またアシスタントとしての準備や器具の保管まで盛りだくさんの内容でした。4時間の講義でしたがあっという間に感じるほどで、新しい知識をたくさんインプットすることができました。
歯科衛生士として特に知っておきたいことがインプラントのお手入れの方法です。
お手入れには患者さん自身が毎日行う<セルフケア>と歯科医院で私たち衛生士が行う<プロケア>がありますが、インプラントを入れた部分はご自身の天然の歯よりも繊細なため、徹底したケアとメインテナンスを継続していく必要があります。
インプラントは人工物ですが、手入れが不十分であったりすると歯周病と同じ状態であるインプラント周囲炎になる可能性があり、せっかく入れたインプラントが長く持たなくなってしまうのです。
長く持たせるにはどうしたらいいか?それには適切なセルフケアの道具の選択や正しいブラッシング方法の習得、そして定期的なメインテナンスが必要不可欠です。
これはインプラントだけの話ではなく、ご自身の歯、口の中全体に言えることですね。
当院でインプラントを入れた方も大勢いらっしゃいますが、メインテナンス毎に変化がないかどうかを診査し、適切なプロケアを行なっております。
みなさんの快適な口腔内環境を維持できるようこれからも勉強し続けたいと思います。ご自身の口の中で何か気になることがあればなんでもお話しください。
