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3/11（日）、夜間部の歯周病学の講義を担当している、北原歯科衛生士専門学校の謝恩会に参加してきました。

ご縁があり、松戸市にある北原歯科衛生士専門学校の夜間部の歯周病学の講義を、平成24年の夜間部創設時から担当させていただいています。

歯周病治療における歯科衛生士の役割は非常に重要で、歯周病の検査・ブラッシング指導・スケーリング・スケーリング&ルートプレーニング（SRP）・歯周外科治療の診療補助・治療終了後のメインテナンスなど、多岐に渡ります。

歯科衛生士に求められる歯周病という疾患への知識は、歯科医師と同等のものであると言っても過言ではなく、歯周病治療の半分以上は、歯科衛生士の力に委ねられています。

日本での歯科衛生士の社会的認知度は、その重要性に反してまだまだ低いですが、アメリカでは非常に人気のある職業です。U.S.NEWSが発表している<The 100 Best Jobs in America>では上位の常連で、2015年のランキングでは医師に次ぐ5位という順位でした（ちなみに1位は歯科医師！！）。

専門学校の講義では、単に知識の詰め込みのみでなく、衛生士という仕事のやりがいや、歯周病治療や予防の大切さを学生に伝えられるように心懸けているつもりです。謝恩会の場で、授業をきっかけに歯周病治療に興味を持ったなどと言ってもらえたりすると、講師冥利に尽きるというものです。

当院では、3名の歯科衛生士が皆様をお待ちしております。なるべく同じ衛生士が担当できるよう努めていますので、是非、My Hygienist（かかりつけ衛生士）をつくって、お口の悩みや治療法の相談など、些細なことでも結構ですので相談してみてください。