11/17(月)、曳舟文化センターにて令和7年度墨田区介護予防普及啓発事業の一環で行われた、向島歯科医師会による口腔ケア講習会で区民の方向けのお話をする機会を頂きました。
50名を超える参加者の方に、自分の専門である歯周病から、オーラルフレイル、唾液と舌のお話など、口腔衛生管理と口腔機能管理の重要生についてお話させていただきました。
フレイルという言葉をご存知でしょうか?日本語に訳すと”虚弱”という意味のこの言葉は、健康と要介護の中間の状態を意味します。適切な対応をとることで再び健康な状態に戻ることができますが、放っておくと要介護になってしまいます。
日本人は世界的に見ても長寿で、平均寿命は男性で約81歳、女性で約87歳です(2016年厚生労働白書より)。一方、支援や介護がいらず健康上の問題で日常生活に支障がないとされる健康寿命は、男性で約72歳、女性で約75歳(2016年厚生労働白書より)であり、男性で約9年、女性で約12年の要介護期間があると言われています。
フレイルを防ぎ、健康長寿でいるために大切なものが、食事、運動、社会参加です。
要介護期間を減らし、健康寿命を伸ばすためには、食事をしっかりして栄養を摂るために、歯が大切なのです。
健康長寿は、歯が決めるのです!
歯がないと食事ができません。
歯がなくなる原因1位は歯周病です。まずは歯周病の治療と予防が大切です。
歯があっても食事ができるとは限りません。足があっても歩けなくなることがあるのと同じく、お口の機能が衰えてしまったら、噛んだり、飲みこんだりすることができなくなります。お口の機能を維持するのに大切なのが、唾液や舌などです。
お口が渇いたり、滑舌が悪くなるのは、お口の機能の衰えのサインなのです。
令和の歯科医療は、口腔衛生管理と口腔機能管理の両輪が必須だと言えるのではないでしょうか?
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