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久しぶりになりました！
口腔機能低下症の診断に使用する検査機器のご紹介です。

その名の通り舌の力の強さを測る機械です。
舌の力が弱ければ、噛んで飲み込むという一連の動きに支障が出ます。
飲み込みが悪ければ、食事の時にむせが生じ、特に高齢者の場合は「誤嚥性肺炎」を引き起こす可能性が高くなります。
また、発音・発声にも影響が出ます。
普段あまり意識することのない舌ですが、実は私達の食事、生活に大きく関わっています。

舌は筋肉でできた組織なので、歩かなければ足の筋肉が弱っていくのと同様に、舌をあまり動かさなくても食べられる軟らかいものやツルッと飲み込めるものばかりの食事をしていると舌圧は低下します。
歯周病などで歯を失い、
・そのまま放置している
・合わない義歯を使い続けている
・義歯を使っていない　　　など
ちゃんと噛めていないのにどうにかこうにか食事しているという方要注意です！

今までは舌の力を客観的に数値化することができませんでしが、この舌圧計が開発されたことにより、一つの基準から評価できるようになりました。

舌圧が弱くなっている場合は、定期的に管理していき、お家でできる舌の体操やトレーニングなども行い、機能の向上と低下予防を目指します。

「一生美味しくなんでも食べれる」
その為には、歯周病・虫歯予防に加えてお口周りの機能もしっかり診ていく必要があります。