7/14（日）〜15（月）、東京ミッドタウン日比谷で行われた、日本インプラント臨床研究会の全員発表研修会で、『歯周組織再生療法後にインプラント治療を行った一症例』というタイトルで発表してきました。

インプラント治療を行う前に、徹底した歯周病治療を行わないとインプラント周囲の骨が溶けるインプラント周囲炎になるリスクになります。今回の発表では、インプラント予定部位近くに歯周病による骨吸収を認めたため、まず歯周組織再生療法を行い、歯周組織を再生したのちにインプラント手術を行った症例を報告させて頂きました。

今回は日本インプラント臨床研究会45周年記念大会ということもあり、例年より多くの参加者で大盛況でした。また、近年注目されている、『オーラルフレイル』（加齢による口腔機能の低下、身体の衰えの一つ）の提唱者である東京大学教授飯島勝矢先生の特別公演「健康長寿のためのオーラルフレイル予防〜インプラント治療との関わり」もあり、大変勉強になった二日間でした。