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お口の中の写真(口腔内写真)

当院では、初診時に一眼レフのデジタルカメラを使用して、ほぼ全ての患者様の口の中の写真を撮影しています。モニターにレントゲンや歯周病検査の結果とともに、写真も映し出し、現在のお口の中の状態を説明させて頂いています。

この写真撮影、当院で初めて撮影したという方が圧倒的に多いのですが、非常に重要な検査です。ただ漠然と撮影するのではなく、治療前、治療途中、治療後と比較できるよう出来るだけ規格化して撮影します。私は大学卒業直後、アナログカメラの時代から口腔内写真を撮影していますが、ここ10年はCanonのEOS 50DにTamronのマクロレンズを取り付けて使用していました。しかし、最近カメラとレンズの調子が悪く、EOS 50Dは数年前に販売を終了していることもあり今後修理対応ができなくなるとのことなので、2台目の一眼レフデジタルカメラ(ソニックテクノ社;Canon EOS 80D)を導入しました。

本日は、口腔内写真に使用する器具について紹介します。

一眼レフデジタルカメラ:新しく導入したソニックテクノ社製のCanon EOS 80Dは、口腔内写真撮影専用に最初からセッティングされてることもあり非常に使いやすいです。当院では、Canon EOS 50DとEOS 80Dの2台を使用しています。

口角鉤:頬や唇が写真にうつらないように、口の端を広げる器具です。口角が乾きやすい方には、あらかじめリップクリーム(無香料もしくは洋梨の香りの2種類から選べます)を塗ることがあります。

ミラー:口の中は直接撮影できる部位と、出来ない部位があります。直接撮影できない部位には、このようなミラーを使用して撮影します。

ミラーは、口の中に入れると呼気で曇ります。そのため、このようなお湯を入れた容器にミラーを入れて温め、曇らないようにします。

 

撮影時間は数分です。口の中にミラーを入れたり、唇を引っ張ったりしますので、口が小さい方は少し大変かもしれませんが、今まで見ることのなかった奥歯の状態や、治療の経過を確認することができます。また、治療終了後も数年おきに撮影することにより、口の中の変化を記録として残せます。

撮影した口腔内写真は、プリントしてお渡しています。自分の口の中を見てみたい方、興味のある方、ぜひ一度当院までお越しください。